内容説明
裁判のニュースがよくわかる・刑事法と訴訟の基礎知識。知っておきたい!法律の急所と落とし穴。
目次
巻頭グラフ(犯罪と刑事処分の流れ1―事件発生から裁判開始まで;犯罪と刑事処分の流れ2―裁判開始から判決まで ほか)
1 どういう行為が犯罪として処罰されるのか―いくら非道な行為でも法律に定めがなければ犯罪にはならない(犯罪を犯しても処罰されるとは限らない;法律に定めのない行為は処罰できない ほか)
2 刑は事情によって重くも軽くもなる―裁判官・裁判員のバランス感覚がここで問われる(刑罰は七つの種類がある;執行猶予がつくのはどういうときか ほか)
3 犯人とわかっても処罰できないことがある―被害者・遺族の無念を生むこともある非情な制度(医師は他人を傷つけても処罰されない?;正当防衛なら相手を傷つけても処罰されない ほか)
4 さまざまな証拠が有罪・無罪を分ける―裁判官・裁判員の使命は証拠を見分けて真相を探り出すこと(有罪と決める証拠にはどんなものがあるか;有罪確定まで犯人は無罪と推定される ほか)
著者等紹介
石原豊昭[イシハラトヨアキ]
昭和3年10月、山口県に生まれる。中央大学卒業。弁護士(東京弁護士会所属)。三井三池労働争議事件その他暴力金融グループ・株券金融犯罪グループ事件などの被害者救済で活躍
あおきてつお[アオキテツオ]
1957年、東京に生まれる。1980年、「少年ビッグコミック」(小学館)にてデビュー。以後、集英社・小学館・講談社などの少年誌や青年誌で多数の連載を経る。1989年、マンガをより広いメディアに進出させようと、マンガ制作会社ピエゾコミックを設立
飯野たから[イイノタカラ]
山梨県生まれ。慶応義塾大学卒業。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。