目次
1 水草の基本(水草ってどんな生き物ですか?;地球上に水草は何種類いるの? ほか)
2 水草の生態(水草にはどんな「生活様式」がありますか?;水上の葉と水中の葉で形を変えるって本当? ほか)
3 水草の環境・減少する水草(生えている水草で環境がわかるって本当ですか?;水質汚濁はどのようにして起こりますか? ほか)
4 水草を利用する・楽しむ(水草は食べられますか?;水草を祀る祭りがあるって本当ですか? ほか)
著者等紹介
田中法生[タナカノリオ]
1970年、東京都生まれ。国立科学博物館植物研究部多様性解析・保全グループ研究主幹。筑波実験植物園研究員を兼任。博士(理学)。水草保全ネットワーク代表。専門は、水草の進化、分布拡散、遺伝的構造。水草の保全研究にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鯖
19
水から陸にあがり、また水に戻った「植物界のクジラ」こと水草に関する一問一答50。船のバラスト水として小笠原、ハワイ、バヌアツと東南アジアから全世界の島に運ばれたカワツルモ。0.02秒で感覚毛が反応し、ミジンコを閉じ込めタンパク質を融かす酵素で消化するムジナモ等。面白かった。2019/03/10
No. renkon No. life
2
ちょっとTwitterで見かけて仕事絡みで気になり購入、読んで見た。 個人的には情報のアップデートがされて面白かった・・・・が・・・・こんなマニアックな本があるとは🎵 しかも、このシリーズ。他もマニアック過ぎる🤣 でも内容は読みやすくわかります易かった❗ しかし、『水草が植物界のクジラ』だとは🤔2022/09/27
竜王五代の人
1
水草(水に浸かって生きるようになった陸上植物)の生態から利用(獅子舞にも)・育て方まで触れた本。水への浸かり方で葉っぱの形が水中型と空気中型に変わるようなことに触れているのだから、もう少しその辺りに突っ込んで欲しかった。空気が利用できないというのはハードル高そうでありながら、200回以上も並行して水草化したということはそう大変でないということであり、それよりも海水の塩分の方が問題というのは面白い。花だけは水面より上に着けるものが多いというのは両棲類の逆パターンか? 花粉が問題とか。2021/02/09
taro jirou
0
海藻の話からの延長でした2024/06/21
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