内容説明
日本の高度経済成長を支えた国鉄の建設技術集団。国鉄改革の現場を、下関工事局事務所をとおして足跡をたどる。改革の痛み、また九州新幹線の灯を消さないための努力。著者の経験と史資料から後世に伝えるべくまとめた一冊。民営化四半世紀を過ぎた時点での貴重な回想の記録である。
目次
構想・計画から約40年を経て開業した九州新幹線鹿児島ルート
第1部 日本の鉄道の成り立ちから国鉄分割民営化まで―建設部門を中心として(鉄道システムの構築と建設部門のあゆみ―明治維新から国鉄まで;日本国有鉄道における鉄道建設部門の組織;国鉄における設備投資のあゆみ;財政再建計画から国鉄改革)
第2部 下関工事事務所の歴史・業績から国鉄分割民営化まで(下関工事事務所の組織と変遷;世界初の海底トンネルである関門トンネルの建設;中国、九州地区の鉄道網の整備―戦後から国鉄改革まで;下関工事事務所と国鉄分割民営―国鉄改革の現場)
国鉄改革後の新幹線の建設
著者等紹介
高津俊司[タカツトシジ]
1950年北海道室蘭市に生まれる。1973年北海道大学工学部卒業・日本国有鉄道入社。1977年東京第二工事局等を経て本社新幹線建設局。1978年下関工事局調査課補佐。1985年在イラク日本国大使館出向後下関工事事務所へ(調査課長)。1987年日本鉄道建設公団入社(大阪支社下関分室長)。2009年東京支社計画部調査課長、国際連合アジア太平洋経済社会委員会(国連職員)、東京支社長を経て本社理事(新幹線)。2012年鉄道建設・運輸施設整備支援機構を退職、(株)日本コンサルタンツ入社。現在、日本コンサルタンツ株式会社取締役副社長(技術本部長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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