内容説明
激戦のマレー半島、過酷な捕虜収容所、そして廃墟の広島。対日戦を戦ったオーストラリア兵が戦友への哀悼と日本兵への称讃をこめ、太平洋戦争の知られざる一断面を活写した戦記。
目次
マラヤでの交戦
プドゥ収容所、クアラルンプール
シンガポール、チャンギ、タイランド
ビョウキマルの船旅
ジャパン
著者等紹介
ハリスン,ケニス[ハリスン,ケニス][Harrison,Kenneth]
1918年メルボルン生まれ。セールス・マネージャー。スポーツと古典歌曲をたしなむ。第二次世界大戦中、対戦車砲付軍曹としてマレーで奮戦。マレー、タイ、日本で3年半の捕虜生活を送る
塚田敏夫[ツカダトシオ]
1943年新潟県生まれ。高校卒業後、ホテル、団体、印刷会社等に勤務
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