内容説明
本書は、ネット通販時代の宅配便の現状、課題などを、日本だけでなく、アメリカや中国など海外の事例も踏まえながら分析・解説する。ネット通販とのリンクで、不況下でも成長を続ける宅配便市場について考察する意義ある一冊。
目次
第1部 分析の視点(ネット通販に対応したロジスティクス;宅配便の革新が通信販売に及ぼす影響について)
第2部 主要国における実態(宅配便の発展とネットワークの革新;アメリカのネット通販とロジスティクスの課題;中国のネット通販拡大と物流の現状;中国における宅配便事業の急成長とその特徴;中国向けのネット通販事業の形態と物流面での課題;越境ネット通販と国際宅急便)
第3部 理論・実証分析(ヤマト運輸の宅急便におけるイノベーション;宅配便ネットワークの経済とネットワーク構築問題の類型;販売・購買費用の低下と宅配サービスの役割;ラストマイルネットワークの比較;宅配便ネットワークにおける新幹線輸送モデル)
著者等紹介
林克彦[ハヤシカツヒコ]
1959年愛知県生まれ。東京工業大学工学部卒業、同大学理工学研究科修士課程修了。流通科学大学商学部専任講師、助教授、教授を経て、流通経済大学流通情報学部教授
根本敏則[ネモトトシノリ]
1953年青森県生まれ。東京工業大学工学部卒業、同大学大学院修了。福岡大学経済学部助教授、同大学教授、フィリピン大学客員教授を経て、一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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