出版社内容情報
高速道路1000円、フェリー航路の廃止、過疎化が進む瀬戸内海島嶼部。再生をめざし地域振興の為の交通政策を実証的に論じた書。
内容説明
離島航路政策がもたらした瀬戸内海島嶼部の交通実態を分析。モータリゼーション社会における「島」の内発的発展のために、『航路の道路化』を実証的に考察、提言する。
目次
第1章 瀬戸内海諸島の過疎構造と離島概念
第2章 道路ネットワーク整備における島嶼部問題―モータリゼーション政策において欠落した、海上部分の道路整備問題の検討
第3章 瀬戸内海島嶼部の現状―広島県大崎上島
第4章 海上運送法改正と離島生活航路維持問題
第5章 離島航路政策の変遷と航路の「フェリー化」―瀬戸内海島嶼部における事例を中心に
第6章 過疎地域の社会資本整備、そして内発的発展へ向けて
第7章 瀬戸内海島嶼部の移動制約解決へ向けて
著者等紹介
風呂本武典[フロモトタケノリ]
商学修士。1990年立命館大学経営学部経営学科卒業。1993年名城大学大学院商学研究科商学専攻修士課程修了。2006年大阪商業大学大学院地域政策学研究科地域経済政策専攻博士課程満期退学。1993年広島商船高等専門学校流通情報工学科助手。専任講師、助教授を経て2007年広島商船高等専門学校流通情報工学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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