鉄道政策の危機―日本型政治の打破

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425924714
  • NDC分類 686.1
  • Cコード C3065

内容説明

日本の鉄道史上最大の政治決断であった「国鉄改革」から15年、今また鉄道政策は危機的状況にある。経済不合理性、一面性、問題先送りという日本型政治を打破し、鉄道の未来を守るには、何が必要なのか?「国鉄改革」に多大な影響を与えた著者が、これまでの鉄道政策を分析し、新世紀へ提言する話題の書。

目次

改革の時を迎えて―日本型政治を克服しよう
第1部 日本型政治の遺産―債務等37兆円(1987年)(国鉄の誤りはいつ、どこで発生したか)
第2部 敗退の現実(鉄道市場の変化;経営悪化を加速した労使と政治の無策)
第3部 崩壊の1980年(不能の課題に粉飾の計画;荒廃の現場―ついに国民の批判;損失を拡大したタイムラグ)
第4部 「ポスト国鉄改革」の改革へ(国鉄改革“五合目”の2001年(1981~2001)
新時代への覚え書き)
21世紀に望む

著者等紹介

角本良平[カクモトリョウヘイ]
1920年金沢市に生まれる。1941年東京大学法学部卒業。経済学博士。同年鉄道省入省。運輸省都市交通課長、国鉄新幹線総局営業部長、国鉄監査委員、運輸経済研究センター理事長、早稲田大学客員教授、帝都高速度交通営団監理委員などを歴任。現在、交通評論家
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