• ポイントキャンペーン

ナマコ学―生物・産業・文化

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425885916
  • NDC分類 484.9
  • Cコード C3062

内容説明

50年ぶりにまとめられたナマコ研究の成果。ナマコの生物的な謎の解明に個体と分子レベルの観点から挑む。旺盛な中国の需要をターゲットにした生産・養殖技術、流通・消費の動向を紹介する。古来より漢方の素材として、民俗の文化として書物に記されているナマコを探る。

目次

第1章 分類と形態
第2章 生態
第3章 成熟・産卵
第4章 発生と再生
第5章 分子分類・育種
第6章 種苗生産と栽培漁業
第7章 中国におけるナマコ養殖
第8章 ビジネスとしての陸上完全養殖
第9章 流通・経済
第10章 地域資源・経済モデル
第11章 中国医学・漢方
第12章 ナマコと文字文化

著者等紹介

高橋明義[タカハシアキヨシ]
北里大学海洋生命科学部増殖生物学講座教授

奥村誠一[オクムラセイイチ]
北里大学海洋生命科学部増殖生物学講座准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rebanira_itame_man

2
ナマコ牛乳という飲み物があるらしい。2012/09/12

6ちゃん

1
ナマコに関して生物から産業、文学的観点に至るまで幅広くまとめられた書。ナマコは見た目も悪いし兎角地味なイメージがあるので手に取る人は非常に限られているだろうけど、少しでも興味がある人は読んで欲しい。まず表紙から口絵に至るまでナマコ尽くし。そしてどの章も学術的な書き方なので読む人を選ぶ。が、ナマコの生態は面白いしまだわからないこともたくさんあるし、中国向けの輸出を考えると養殖の需要は増えそうだし、今後の展開は広がる生物だと思える。軽い興味で読んだけど、意外と楽しめる内容だった。2015/12/14

Keisuke Tsuchiya

1
日本周辺海域に分布するナマコ類の分類学的研究は、1900年代初頭に行われて以来、ほとんど顧みられることがなく、分類学的な再検討を必要とする種類も少なくない。食用としてもっともポピュラーなマナマコですら、分類学的な混乱があることはあまり知られていない。(第1章 形態と分類)…知らなかった!2013/02/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5287801
  • ご注意事項