内容説明
水産庁緊急磯焼け対策モデル事業の成果をもとに、磯焼けの一因ともなっている植食性魚類の生態、漁獲、利用、藻場の防護法などを解説。
目次
第1章 植食生魚類とは?
第2章 2005年の全国アンケート調査から
第3章 魚による各地の藻場衰退の現状
第4章 植食性魚類の生態を探る
第5章 植食性魚類を獲る
第6章 植食性魚類を食べる
第7章 魚の磯焼けは回復するか
著者等紹介
藤田大介[フジタダイスケ]
東京海洋大学海洋科学部海洋生物資源学科助教授。博士(水産学)。海洋生態学・応用藻類学。昭和61年北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了。富山県水産試験場、水産漁港課を経て平成15年より現職
野田幹雄[ノダミキオ]
水産大学校生物生産学科講師。博士(学術)。魚類生態学。昭和56年水産大学校増殖学科卒業。平成4年広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程修了
桑原久実[クワハラヒサミ]
(独)水産総合研究センター水産工学研究所環境分析研究室室長。東京海洋大学客員教授。博士(農学)。水産工学(藻場・干潟造成)・海岸工学。平成元年愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程修了。科学技術庁特別研究員、北海道立水産試験場を経て平成16年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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