内容説明
馴染みの深い食材、スルメイカ。その生態から資源、漁場、生産システム、加工・流通にいたるまで幅広い分野を詳説。“競争から協調へ”イカ釣り漁業の国際化に対応するための1冊。
目次
第1章 イカ釣り漁業及びイカ加工業の展開(イカ釣り漁業の展開;スルメイカ類の需給を規定するイカ加工業の展開―主要産地における特徴と動向)
第2章 イカ類の生態と資源(遠洋海域におけるスルメイカ類の生態と資源;スルメイカの再生産と資源変動 ほか)
第3章 漁業生産システム(イカを釣る技術とシステムの展望;集魚灯技術 ほか)
第4章 加工技術と漁獲物の有効利用(新しいイカ加工技術;漁獲物の有効利用)
第5章 東アジアのイカ釣り漁業(韓国のイカ釣り漁業;中国のイカ釣り漁業―現状と今後の展望 ほか)
著者等紹介
有元貴文[アリモトタカフミ]
1951年生まれ。東京水産大学増殖学科卒。現在、東京海洋大学海洋生物資源学科教授。農学博士
稲田博史[イナダヒロシ]
1954年生まれ。北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了。現在、東京海洋大学海洋生物資源学科助教授。水産学博士
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