内容説明
海藻類は、食品、医薬品、工業原料のほか、魚介類の棲息、沿岸環境の保全などさまざまな場面で「利用」されている。本書は海藻利用の基礎研究のうち、最もホットなテーマを厳選し、わかりやすく解説する。
目次
第1章 プロテオーム解析の現状とアマノリ類
第2章 コンブ類の育種研究と分子情報
第3章 ノコギリモクの生態学的研究と藻場造成技術への展開
第4章 アオサ類の分子情報による集団生態学的解析と応用
第5章 アルギン酸工業の現状と研究課題
第6章 海藻発酵素材の開発と新産業創出
第7章 海藻を利用した化学物質の毒性評価
著者等紹介
能登谷正浩[ノトヤマサヒロ]
東京水産大学応用藻類学研究室教授。水産学博士/応用藻類学。昭和53年北海道大学大学院水産学研究科水産増殖学専攻博士課程修了
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