内容説明
貝殻は身を守るためにある―。歯はものを噛むためにある―。ホントにそれだけ?貝殻や貝の歯に秘められた様々な役割、ふしぎな現象、有効利用法に目を向けてみよう。
目次
第1章 おカタイ体の最新事情(硬い部分誕生の謎;貝殻や歯はゴミ箱? ほか)
第2章 貝殻はデータバンク(硬い体が履歴書に;貝殻でわかる縄文人の生活 ほか)
第3章 貝の歯・ゴカイの歯(磁石にくっつくヒザラガイの歯;トゲのあるガードル ほか)
第4章 貝や魚にゃ石がある(貝は胆石持ち;貝が作る宝石「真珠」 ほか)
第5章 カキは地球環境にやさしいか(どうする!カキとホタテの貝殻山;カキ殻に抗菌作用 ほか)
著者等紹介
大越健嗣[オオコシケンジ]
1958年(昭和33年)仙台市生まれ。1988年東北大学大学院農学研究科修了。1988年日本学術振興会特別研究員。1989年石巻専修大学理工学部生物生産工学科助手。1993年同講師。1994年カナダ・アルバータ大学客員研究員。1999年石巻専修大学理工学部生物生産工学科助教授。専門は海洋生物学、水産増殖学、生体鉱物学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。