内容説明
50の疑問に専門家29名がわかりやすく答えます。
目次
1 海の疑問(海はなぜ青いのですか?;海の色が場所によって違って見えますが、どうしてですか? ほか)
2 海水の疑問(海水に溶けている資源で実際に利用されているものは何ですか;海水に溶けている資源で、将来利用できそうなものは何ですか? ほか)
3 海の生物と資源の疑問(海の魚や動物が塩辛くないのはなぜですか?;海水の中でマングローブやアマモが枯れないのはなぜですか? ほか)
4 気象・海象の疑問(海水に溶けている二酸化炭素量はどのくらいありますか?;雨が降ると海水の塩分は薄まるのですか? ほか)
5 海の環境の疑問(海にある自然の浄化作用とは、どのような働きですか?;海底は海の環境とどんな関係がありますか? ほか)
著者等紹介
上ノ山周[カミノヤマメグル]
1955年生まれ。京都大学工学部石油化学科卒業。工学博士(横浜国立大学)。現在、横浜国立大学大学院工学研究院教授、教養教育主事評議員、高大接続・全学教育推進センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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竜王五代の人
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タイトルは「海水の~」だが、中の章分けが「海の疑問」「海水~」「生物と資源~」「気象・海象~」「環境~」とあるように、もう少し広く海一般を扱う本。もちろん海水成分の話や、そもそも海(の水)がなぜ青く見えるのか、という話もあり。内容はだいたいわかりやすいが、海流の向きの決まり方は、地球の自転なども絡んで風の流れとは90度向きが違うとか、どうもよく呑み込めない。/生物の血液と海水は組成がよく似ていると言われるが、そうでもないと明確にデータで示していた。どこからこんな言説は生まれた?2021/06/27