内容説明
本書は、東京水産大学第25回公開講座「ここまで来た水産バイオテクノロジー・これからの水産ハイテクノロジー」の記録である。1988年夏、「水産のバイテク・ハイテク」と題して公開講座を行い、同名の単行本を刊行したが、それからちょうど10年を経た1998年に、再び水産における先端科学の足跡を総括し、新たな世紀へ向けての示唆を得る目的で上記テーマの講演会を開いた。
目次
1 魚類の遺伝子
2 魚類の遺伝的多様性とDNAマーカー
3 DNAマーカーを利用した新しい水産育種
4 魚類の免疫と遺伝子
5 トランスジェニック技法の水産育種への応用
6 トランスジェニックフィッシュを用いてストレスを測る
7 海藻栽培とバイオテクノロジー
8 バインセンサで生理活性物質を計る
9 DNA手法による水産食品の有害菌検査



