内容説明
水産資源解析ではモデルや観測量など、種々のパラメータの不確かさが重視されるようになってきた。本書は、いわゆる「ダーティデータ」を扱わなければならない水産資源解析学の基本概念を十分に説明し、統計学的側面にも重きをおいた入門書である。
目次
第１章 漁業生物学
第２章 漁獲の過程と漁獲尾数
第３章 成長
第４章 成長生残モデル
第５章 余剰生産モデル
第６章 資源量指数
第７章 資源量の直接推定
第８章 漁獲統計を用いたパラメータ推定
第９章 標識放流実験による推定
著者等紹介
山田作太郎［ヤマダサクタロウ］
１９６９年大阪市立大学大学院理学研究科修士課程修了。東京海洋大学海洋科学部海洋生物資源学科教授。理学博士
田中栄次［タナカエイジ］
１９８７年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。東京海洋大学海洋科学部海洋生物資源学科助教授。農学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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