目次
プロローグ 宅配便の誕生―宅急便とその時代
第１章 宅配便の勢い衰えず
第２章 宅配便市場の本質
第３章 宅配便の主な市場
第４章 宅配便市場の発展
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
4
バブル終焉の頃に書かれた「宅配便」という業界の仕組みについての分析は、これから訪れるインターネットによる通販大爆発前夜であるにもかかわらずきちんと未来を見据えたもの。考えてみればこの頃には「500円のものを1個送料無料で買う」なんて無茶が許される世の中になるとは思わなかったし、田舎でも注文翌日に届くようになるとも思わなかった。昔はタイムサービスも法人届け先のみだったしどんどんサービスは拡充されたのだな、と。たぶん今年は日本の宅配便の転換点になる年。今年あたり書かれたこの分野の本を20年後にまた読みたいなあ2017/05/28
