内容説明
本書はディーゼルエンジンを取扱う上で、絶対にしてはならない事柄を、実例を交えて説明したもの。主な改訂箇所は潤滑油の管理基準の目安を記載し、舶用燃料油のJISができるような気運になってきたことを紹介し、末尾に付録としてディーゼル機関の故障原因とその対策をつけ加えたことである。
目次
エンジンは過負荷、過回転で運転するべからず
運転中計器の監視を怠るべからず
全力前進から全力後進に切換えるべからず
ボルトの締め過ぎ、片締めをするべからず
エンジンを過冷却するべからず
過給機の洗浄を怠るべからず
潤滑油の管理を怠るべからず
各部のドレン抜きを怠るべからず
吸気弁、排気弁の摺合せを怠るべからず
軸芯の調査を怠るべからず〔ほか〕