内容説明
海洋建築工学は、建築学の中の新しい学問領域であると同時に海洋工学の中の1つの分野です。本書では海洋建築工学における水波について、数学モデルで表し、解析することで水波という物理現象を明らかにしています。
目次
第1章 完全流体の力学
第2章 微小振幅波
第3章 波の変形
第4章 波浪の統計的性質とスペクトル
第5章 津波と建築物
第6章 波力発電システムの性能設計の基礎
第7章 固定式海洋構造物に作用する波力
著者等紹介
増田光一[マスダコウイチ]
昭和26年2月13日生まれ。昭和53年3月日本大学大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士、海洋建築工学、水波・浮体工学、港湾津波防災工学。昭和63年4月~平成5年3月日本大学理工学部助教授。平成5年4月~現在、日本大学理工学部海洋建築工学科教授。昭和57年4月~現在、東京大学生産技術研究所協力研究員。PACON SERVICE AWARD(2004)、日本沿岸域学会出版文化賞(2001)、日本大学理工学部学術賞(1987)
居駒知樹[イコマトモキ]
昭和44年5月6日生まれ。平成9年3月日本大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)、海洋工学、浮体工学、波力発電、潮流発電。平成13年4月~平成26年3月東京大学生産技術研究所協力研究員。平成23年4月~平成27年3月日本大学理工学部准教授。平成24年9月~平成25年9月The University of Strathclyde,UK留学。平成27年4月~現在、日本大学理工学部海洋建築工学科教授。平成26年4月~現在、東京大学生産技術研究所研究員
惠藤浩朗[エトウヒロアキ]
昭和49年12月15日生まれ。平成14年3月日本大学大学院理工学研究科博士課程修了。博士(工学)、海洋建築物の構造計画・構造設計、応用力学。平成19年4月~平成27年3月日本大学理工学部助教。平成27年4月~現在、日本大学理工学部海洋建築工学科准教授。日本沿岸域学会出版文化賞(2001)、日本大学理工学部海洋建築工学科加藤賞(1999)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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