気象ブックス<br> 河川工学の基礎と防災

電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

気象ブックス
河川工学の基礎と防災

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 185,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425553914
  • NDC分類 517
  • Cコード C1344

内容説明

地上の水を集めて海まで流れる河川。穏やかな川面から一変、荒々しい濁流をみせることも。川と人とのかかわりを、科学技術の方面から追求するのが河川工学です。親しみやすい川の景観を守りつつ、洪水を防ぐための堤防や水の流れの調節など、見慣れた川にも多くの技術が隠されています。河川工学の実務者が基礎知識から洪水ハザードマップまで、よどみなく解説。さて、あなたの街にはどんな川が流れていますか。

目次

第1章 河川工学の役割
第2章 降った雨が海に流れ出るまで―河川の水文学と水理学
第3章 川を知る水文観測
第4章 川のグランドデザイン―河道と堤防
第5章 水流を制御する河川構造物
第6章 洪水防御計画の考え方
第7章 洪水予測、予警報と洪水ハザードマップ
第8章 河川の機能を維持・保全する

著者等紹介

中尾忠彦[ナカオタダヒコ]
1945年富山市に生まれ、常願寺川の沿川で育つ。1969年東京大学大学院土木工学専門課程修士課程を修了、同年建設省に入り、利根川水系・淀川水系の事務所などに勤務。1996年に土木研究所河川部長を退職し、河川情報センターに勤務して現在に至る。この間、横浜国立大学(河川・水文学)、中央大学大学院(危機管理工学)で講義するほか、バングラデシュ洪水対策に関する国際専門家委員会、バングラデシュ・ジャムナ多目的橋梁に関する国際技術専門家委員会(河川制御)、国際標準化機構(ISO)第113技術委員会(開水路における流量測定)などに参加。技術士、博士(工学)、土木学会フェロー・特別上級土木技術者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イツシノコヲリ

2
数ヶ月前にざっと流し読みしたが、あまり覚えてない。河川構造物などの治水が主な内容であったと記憶している。河川地形とか河川生態系の話はあまりなかった。2024/08/29

さば

1
河川工学まったく知らない初学者にとっては本当にわかりやすい。用語の説明だけでなく「〜という理由で〜とすることが望ましい」のような書き方が多くてありがたい。ただ水文観測データの扱いについては途端に抽象的な説明になっていた。基礎の基礎を短時間でさらっとさらうことができてよかった2018/12/03

こずえ

0
防災工学専攻でなくとも読んでおくとよい。

oputy

0
業界の大先輩の著書。「河川とは何か」という導入部分が非常に分かりやすかった。専門家以外にも分かるように、身近な例を示しながら説明する時に大変参考になる。2016/08/09

lo_resort

0
河川工学の概説に加え、(主に行政の)河川に関する防災についての考え方を盛り込んだ一冊。工学とは無縁の門外漢ですが、とてもわかりやすかったです。河川行政に関わる方にとって(行政サイドであれ反行政サイドであれ)前提知識を身に付けるのに大いに役立つかと思います。2015/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8335137
  • ご注意事項

最近チェックした商品