気象ブックス
世界の風・日本の風

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  • サイズ B6判/ページ数 140,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425551910
  • NDC分類 451.4
  • Cコード C1344

出版社内容情報

世界各地の多様な風や日本の四季折々の風を,気候気象学さらには歴史・民俗学的視点から読み解き,様々な地域の人々との関わりを紹介。

内容説明

誰にでも身近な風を気象学、気候学さらには地理学、歴史学まで多様な視点から読み解く。季節風、局地風、台風の風など世界各地の特徴的な風を紹介し、その地域に暮らす人々と風との関わりを述べる。

目次

1 序章(風のスケール―マクロからローカル・ミクロまで;風と人間)
2 世界の風・日本の風、百態(季節風(モンスーン)
局地的な風
風と人びと)
3 四季の風(台風;ハリケーン;秋の風;冬の風;春の風)
4 風と民俗の接点(風と地名;風と住家;屋根の造りと風)

著者等紹介

吉野正敏[ヨシノマサトシ]
1928年東京都に生まれる。1951年、東京文理科大学地学科卒業。1953年、同研究科修了。東京教育大学理学部助手。1961年、理学博士。1961年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究奨学生、ボン大学気象学教室および地理学教室にて研究。1967年、法政大学助教授。ハイデルベルク大学客員教授。1969年、法政大学教授。1974年、筑波大学地球科学系教授。1991年、同定年退官、名誉教授。愛知大学教授。1998年、同定年退職。2001年、国際連合大学上席学術顧問。日本地理学会元会長・名誉会員、日本沙漠学会元会長・名誉会員、日本生気象学会名誉会員、国際地理学連合元副会長、バイオクリマ研究会元会長、気候影響・利用研究会元会長。日本気象学会藤原賞(1977年)、アレキサンダー・フォン・フンボルト研究賞(1992年)、国際地理学連合賞(2000年)、国際都市気候学会デューク・ハウォード賞2007(2007年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雲をみるひと

36
日本、世界の風がテーマ。自然科学的な解説は巻頭だけで、各地の風を取り上げた各論は風俗的、社会科学的な側面からの考察が主。万葉集からの引用などもあり作者の博学ぶりがよくわかる。地理、地誌的知的好奇心を刺激する本で物理原則などの論理を知らなくても楽しめる。もっと多くの人の目に触れる出版形態であれば話題作になったのではと思われる。2021/12/31

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