海洋の環―人類の共同財産「海洋」のガバナンス

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425531813
  • NDC分類 558.4
  • Cコード C3056

内容説明

地球表面の7割を占める「海」の存在と人間社会との関わり、海と陸を一体の世界として見るグローバルな視点を併せ持つことの重要性を説く。海洋を人類の共同財産として治めるにはどうしたらよいか。高い理念と豊富な知見を活かして、自然科学的、文化的、経済的、法的そして制度的な視点に立って具体的に考察し、そのあるべき姿を提示する、壮大な「海洋ガバナンス」の指南書。

目次

序章
第1章 海からの展望:自然科学的視点
第2章 海からの展望:文化的視点
第3章 海からの展望:経済的視点
第4章 海からの展望:法的視点
第5章 海からの展望:制度的視点
第6章 提言と結論
付属書 21世紀のための国際海底機構

著者等紹介

マン・ボルゲーゼ,エリザベス[マンボルゲーゼ,エリザベス] [Mann Borgese,Elisabeth]
1918年4月24日、ドイツのノーベル賞作家トーマス・マンの三女として生まれる。14歳の時にナチス・ドイツを避けて家族とともに出国、フランス、スイスを経て1937年に米国に亡命。1939年にシカゴ大学のボルゲーゼ教授と結婚、シカゴ大学助手となり、1945年より世界憲法起草委員会に参加、同委員会は1948年にシカゴ世界憲法草案を発表している。米国カリフォルニア州サンタバーバラの民主主義研究センターの主任研究員時代に海洋に関するプロジェクトを立ち上げ、1970年に「海に平和を(Pacem in Maribus)会議」、1972年に国際NGO「国際海洋研究所(International Ocean Institute)」を創設。1979年にカナダへ移住し、ダルハウジー大学において、政治学教授、法学准教授を務めた。ローマクラブおよび世界芸術アカデミーの会員、第三世界アカデミーの准会員。UNEP、UNESCO、UNIDOおよび世界銀行のコンサルタントを務めた。国連笹川環境賞、アッシジの聖フランチェスコ環境賞、カナダ勲章等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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