内容説明
海洋政策研究財団は、多方面にわたる海洋・沿岸域に関する出来事や活動を「海洋の総合的管理」の視点にたって分野横断的に整理分析し、わが国の海洋問題に対する全体的・総合的な取り組みに資することを目的として「海洋白書」を創刊している。その海洋白書が、今年で第3号となった。これまでと同様、3部の構成とし、第1部では特に本年報告したい事項を、第2部では海洋に関する日本および世界の1年間余の動きを、それぞれ記述して、第3部には、第1部および第2部で取り上げている課題や出来事・活動に関する重要資料を掲載した。今年の白書の第1部は、海洋の経済的価値を考察している。簡単なことではないが、環境の経済的価値についても記述した。また、スマトラ島沖の大地震による巨大津波があったのが1年余前であるが、あらためて、海洋にかかわる科学と防災について記述した。
目次
第1部 かけがえのない海(海洋の重要課題;海の価値;海洋の管理;海上輸送の安全保障;科学と防災)
第2部 日本の動き、世界の動き
第3部 参考にしたい資料・データ
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- 和書
- 有機化学の基礎