目次
1 雲のABC(雲の観測)
2 雲の分類の特徴(高度(温度)による特徴
形状による特徴
洪水の有無による特徴
雲粒の状態による特徴
発生場所による特徴)
3 雲の発生(大気の冷却・飽和;雲に関する身近な実験;雲粒の生成;雲粒を測る;雲の立体構造)
4 世界の雲(熱帯域の雲;温帯域の雲;極域の雲;山岳域の雲)
5 さまざまな雲(多彩な雲たち)
著者等紹介
菊地勝弘[キクチカツヒロ]
1934年、北海道生まれ。北海道大学大学院理学研究科修了。理学博士。北海道大学教授を経て、同大学名誉教授。秋田県立大学教授を経て、同大学名誉教授。第9次(1968~69年)日本南極観測越冬隊員。1975、1978年アメリカ南極点基地観測隊員。紫綬褒章(気象学研究功績)、日本気象学会賞・藤原賞、日本雪氷学会功績賞、北海道科学技術賞、瑞宝中綬章、北海道新聞文化賞(学術部門)などを受賞
山田圭一[ヤマダケイイチ]
1931年、東京生まれ。東京大学工学部卒。工学博士。Dr.rer.nat.(西独・理博)。東京工業大学教授、筑波大学教授を経て、同大学名誉教授。イタリア国立山岳博物館(トリノ市)で個展を開催。日本写真学会・技術賞、国際交通安全学会・KO3(岡部)賞、日本航空協会・航空功績賞、瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
13
まさに自然の造形。同じものはひとつとして無い世界。観ているだけでも面白い。それは、この写真だけでなくて、実際に雲を見ていてもそう思う。それぞれのネーミングも、なるほどなあ~と納得。ある意味、自然からのサインでもあるんだろう。しかし、こうやって撮影するのは大変だよなと思った。楽しさもあるだろうが、それを超えると厳しさもあるのでは。日本の雲をもっと観たいなと思ったし、1日の動きなんかも観てみたい。2014/04/15
kanon
6
写真か何かかと思って、とても綺麗な表紙に惹かれて手にとったら、結構専門知識のつまった本だった。いつかそのへんもじっくり読んでみたいなぁ。今回は、さらっと見て終わりました。綺麗な写真を眺めているだけでも満足です。2014/04/10
takao
3
ふむ2023/03/19
0422
2
とてもいい。2014/02/08
こばこ
1
雲の写真集であれば悪くない本にはなっているのだろうと思い、さらっと借りてみたけれども、あえて『博物館』と銘打っているだけあって、しっかりとした、十種雲形だけではない、発生してる場所によるものも含む分類がなされていて、非常に興味深く読めたかなと。雲を語る際にはいろいろなやり方がある中で、これもいい手法だと思うところ。雲きれい、からさらに一歩進めたい、でも小難しい話はしんどい、という方には非常におすすめ。バングラデシュの写真(指導教官が撮影)もあります。2017/11/23
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