内容説明
「結び」が本格的に発達したのは18世紀から19世紀にかけての大型帆船時代からだと言われています。帆に効率よく風を受けて船を走らせるにはロープ一本一本の操作は欠くことのできない重要な要素です。本書では「基本的な結び方」に重点を置き、いたずらに数を羅列することを避けて図解を多くし、初心者にも容易に理解できることを第一の目的としました。結び方については著者が一つ一つ作ってみて、確認したものだけを掲載しました。
目次
第1章 ロープの基礎知識
第2章 基本的なロープの結び方
第3章 ロープの接合と端末の処理法
第4章 ロープの利用法
第5章 装飾的な結び方と編み方
第6章 ワイヤー・ロープ(鋼索)
シーマンの常識