出版社内容情報
現状の電波航法や関連技術の基本原理からE-Navigation等、今後展開される新システムまで、基礎から応用に対応した書。
内容説明
近年、GPS・AIS等に代表される情報通信技術の発達やコンピュータの演算処理能力の大幅な向上にともない、高精度かつ大容量の運航情報を船船間・船陸間で共有できるようになりました。すなわち、電波航法の形態が劇的に変化しました。そこで、今回の新装版では、今現在利用されている航法に重点を置き、基本的な原理や関連する技術について、海事関連の教育機関で教材として利用できるよう、わかりやすく解説しています。
目次
第1章 電波の分類と伝播
第2章 双曲線航法
第3章 衛星航法
第4章 レーダ(RAdio Detection And Ranging:RADAR)
第5章 船舶自動識別装置(Automatic Identification System:AIS)
第6章 衝突予防への利用
第7章 電子海図
著者等紹介
今津隼馬[イマズハヤマ]
東京海洋大学教授。昭和43年9月、東京商船大学航海科卒業。昭和62年、東京大学大学院にて博士号取得。現在は東京海洋大学理事・副学長。教授としても教壇に立つ。海洋工学部海事システム工学科、海洋科学技術研究科海運ロジスティクス、応用環境システム学専攻。専門分野は航海学、行動決定。現在AISに関する研究会を開催している
榧野純[カヤノジュン]
東京海洋大学准教授。平成10年9月、東京商船大学航海科卒業。東京商船大学大学院にて博士号取得。海上技術安全研究所、弓削商船高等専門学校を経て、東京海洋大学海洋工学部海事システム工学科准教授。大学院では海運ロジスティクスを専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- Issa 7(セブン)