出版社内容情報
港湾倉庫を黒字経営にするためのヒントとアイディアを集約した書。経営者のみならず、関わる業種、運送業者、銀行などの知識を網羅。
内容説明
「きめ細かい運営をすれば、日本人ならではの素晴らしい港湾倉庫サービスが実現する」「荷主の求める物流を的確に、かつ、適正なコストで提供すれば黒字化が達成できる」と語る篠原氏と春山氏。国際競争の厳しさを肌で知る二人が、このような確信を持つことができたのはなぜか。
目次
第1部 港湾倉庫(保税蔵置場)の基本情報(港湾倉庫(保税蔵置場)の役割
港湾倉庫(保税蔵置場)と法的規制 ほか)
第2部 港湾倉庫(保税蔵置場)を黒字にするヒント―マクロのアプローチ(個別最適と全体最適;貨物量の波動 ほか)
第3部 港湾倉庫(保税蔵置場)を黒字にするヒント―ミクロのアプローチ(収入と費用の結び付き;収入:個別項目の最適化 ほか)
第4部 港湾倉庫(保税蔵置場)を黒字にするシミュレーション(経営資源の最大活用;特殊な貨物と運営戦略 ほか)
著者等紹介
篠原正人[シノハラマサト]
1973年大阪市立大学経済学部卒業。大阪商船三井船舶株式会社(現(株)商船三井)入社。1987年英国現法Mitsui OSK Finance PLC勤務。1998年オランダ現法M.O.Logistics Netherlands BV社長。2001~2004年オランダ・エラスムス大学講師兼研究員。2004年東海大学海洋学部教授。2006年エラスムス大学より博士号授与
春山利廣[ハルヤマトシヒロ]
1973年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。大阪商船三井船舶(株)(現(株)商船三井)入社。1984~1989年米国ロスアンゼルスに駐在。輸入貨物のロジスティクス構築に従事。1997~2000年タイ国バンコックに駐在。保税倉庫を運営。2001年タイ国Assumption大学MBAコース修了。経営学修士。2001~2003年米国ミシガン州に駐在。保税倉庫を運営。2003年(株)ジャパンエキスプレスに移籍。取締役兼保税倉庫部長。2012年同社常務取締役。専務取締役を経て顧問(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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