内容説明
何十年もの間、変わらなかったLNG船。それが急激に変革を始めた。タンクの形も、推進機関の種類も、船型も進化を遂げ、ますます面白くなってきた。LNG船の核心が見えるこの一冊。
目次
電気のあるくらし
石炭のある風景
正気で「沼気とメタン」のはなし
LNG船開発35年史
ミシシッピー河口から
堅実なパイオニアたち
アルミニウムと二人の男
ユビキタスにフランスに
タンクを支える四本柱
「タイタニック」の遺したもの〔ほか〕
著者等紹介
糸山直之[イトヤマナオユキ]
工学博士、技術士(船舶)。1937年1月、福岡県大牟田市生まれ。造船(巨大航走物の設計建造)を選び、1959年に九州大学工学部造船学科を卒業、三菱造船(株)に入社。長崎造船所に配属。66年7月に三菱重工業(株)本社船舶技術部に転勤。73年から石油危機後の変動の中、LNG船基本計画を担当、LNG船の魅力にひかれ、論文・論説30数編を発表。90年に技師長。94年に「LNG船基本計画の研究」で東京大学より工学博士を得る。技術士(船舶)を得る。スカイアルミニウム(株)を経て、98年より三菱商事(株)に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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