出版社内容情報
海難審判の一審と二審との裁決の相違事例を中心に海上保安庁ОBが分析・評釈。同一・類似事故再発防止対策の樹立に有益な視点を提供。
内容説明
海難事故の予防と再発防止に寄与することを目的に、海上業務に従事する有資格者の船員・海事企業の運航及び管理部門の関係者を支援する視点から海難審判裁決を分析評釈したもの。海難審判庁の一審と二審との裁決の相違事例を中心に取り上げ、同一・類似事故の再発防止対策の樹立に有益な視点を提供する。
目次
第1章 海難審判制度と裁決(海難審判制度;海難審判の裁決)
第2章 海難審判裁決の評釈(衝突事件;乗揚げ事件;機関故障その他)
資料(海難事故・海難審判の現状;運輸安全マネジメントを中心とした事故防止;裁決取消請求事件一覧)
著者等紹介
麻生利勝[アソウトシカツ]
法学博士、弁護士、海事補佐人。平成16年大東文化大学法科大学院教授。昭和44年第二東京弁護士会弁護士・海事補佐人各登録。昭和41年慶應義塾大学法学部在学中司法試験合格(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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