経済と社会
支配の社会学 〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 286p
  • 商品コード 9784423894019
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

泉のエクセリオン

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ウェーバーの未完のプロジェクト。官僚制と聞くと財務省の官僚という風なイメージを持つが、そうではなくて社会全体の合理的な制度のことである。例えば職業における資格制度もそう。また理念型においてであるが、例えば、仕事においてお客さんと接する際に個人的で主観な気持ちで接するのではなく、ビジネスライクな冷めた態度で相手に接することが多い。これをウェーバーは「没主観的態度」と呼んでいる。制度上だけではなく、個人の内面においても合理化が起こっていることに着目していたことが、ウェーバーの特筆すべき点であったと思う。

ヴェルナーの日記

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凡そ社会構成(国家・会社等の団体)の始まりは、ヘル(独り、時に少数の階級層)の支配権の確立から始まる。次に彼らは、自らの支配権維持の為に支配構成体を創造し、高度に専門化された官僚統治機構に至るが、過程において、目的(国家機構、会社経営等)や、地理・歴史的条件により形態が変わると著者は述べる。会社であれば、利益を優先するため利益社会行為となり、国家の場合は臣民関係を作り出し、時に荘園制度いったものとなる。ただ、これらはヘルによる一方的ではなく支配される側(国民、労働者等)から要求も反映され、妥当されるのだ。2014/02/19

ぺえる

1
法社会学より何倍も読みやすかった。2011/06/28

言いたい放題

0
図書館にない2022/05/29

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