転換期の政治思想―20世紀からの問い

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転換期の政治思想―20世紀からの問い

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784423710548
  • NDC分類 311
  • Cコード C1031

内容説明

世界史上稀にみる政治的変動を経験した20世紀とは何だったのか?本書は、政治を深層で規定している思想のレベルから、時代を色濃く反映するテーマに絞って最高の政治学者が語りかけた「政治思想における20世紀」と題する連続講義の記録である。「近代」にまで及ぶ広く長い射程と鋭い論点は、時代を診断する明晰で確かな視座を提供し、転換期を生きる私達を新たな希望へとつなぐ。

目次

福沢思想の現代的意義
天皇制論の遺産
近代日本と批判主義政治学―南原繁・丸山真男・福田歓一を中心として
現代的都市経験の一断面―ベンヤミンと遊歩者
実存と政治―ファシズムから差異の政治へ
近代批判の諸相―H アーレント、H ブルーメンベルク、C テイラー
啓蒙思想の批判と継承―近代批判へのひとつの経路

著者等紹介

鷲見誠一[スミセイイチ]
1939年生。慶応義塾大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。