感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
8
「中世にとって法は自己目的であった。なぜなら、法というとき、同時に倫理的感情、人類秩序全体の精神的基礎、善そのものがそれに含めて考えられていたからである…おきてが、適法的に実定法の主人たりうる道はただ一つしかない。すなわち、新しい実定法を国家が制定するという道だけである…しかし、この場合においても、道徳法が簡単に実定法にとって代わるわけではない…国家がその実定法を変更するのであり、国家はいつでも自由に主権的にそうすることができる…中世の観念はこれと全く正反対であった…国家は法を変更できなかった」2018/02/15
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