名著翻訳叢書<br> ヨーロッパの形成―ヨーロッパ統一史叙説

名著翻訳叢書
ヨーロッパの形成―ヨーロッパ統一史叙説

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  • サイズ A5判/ページ数 348,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423492154
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C1322

内容説明

ヨーロッパは古典ギリシア・ローマ文化、キリスト教、ゲルマン民族という三つの要素が融合してできたものである。このまったく異質の要素がどのように統合されて、ヨーロッパという文化的統一体を組織していったのか。本書は、ヨーロッパが文化的生命体として形成されていく過程を東方、ビザンツ帝国、イスラム世界など近隣地域も含めて広汎な視野と雄大な構想のもとに描きあげた古典的名著。

目次

第1編 ヨーロッパ形成の基礎(ローマ帝国;教会;古典文化の伝統とキリスト教;蛮族;蛮族の侵入と西ローマ帝国の崩壊)
第2編 東方の興隆(ビザンツ帝国とビザンツ文化の興隆;東方の覚醒;イスラム教の興隆;イスラム文化の発展;ビザンツ文芸復興と東ローマ帝国の復活)
第3編 西欧キリスト教世界の成立(西方キリスト教会と蛮族の改宗;西ローマ帝国の復活とカロリング朝ルネッサンス;ヴァイキングの時代と北欧の改宗;中世ヨーロッパ統一体の形成)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nakmas

2
今の定説になっている、西洋史の設定って、 こういう本が基になっているのかなと。 でも出版された1988年とか(初版はもっと前?)には斬新だったのかしら。 著者が本人が言っているように、 この年からあの年までが●●時代みたいな時代区分はあまり意味がない。 歴史は途切れのない、大きな時間のうねりの中で、人が何をしたのかをつづったものだから。2016/07/30

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