フィレンツェ共和国のヒューマニスト―イタリア・ルネサンス研究

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フィレンツェ共和国のヒューマニスト―イタリア・ルネサンス研究

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  • サイズ A5判/ページ数 245,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423460597
  • NDC分類 237.04

内容説明

イタリア・ルネサンス、そしてその中心となったフィレンツェ共和国(1282年~1532年)。ギリシャ・ローマの古典文化との関連でこの間の歴史が考察されるが故に、ルネサンスという時代概念が用いられる。また今日ではこれと分離し難い概念として、ヒューマニスト(ウマニスタ)が存する。特定の時代に生まれ、やがてヨーロッパ各国で定着するが故に、人文主義者と邦訳せずに用いられる。ならば、共和国のルネサンスはいかにあり、同国のヒューマニストたちはいかなる人たちであったのか。これらを知るべく、レトリックと自由の意義が歴史的に探究され、文化と政治の担い手たちが群像豊かに叙述される。彼らは古典的教養(パイデイア、フマニタス)を積みながら、政府官房の公務に勤しむ点で異彩を放つ。研究史上の名高い概念、「市民的ヒューマニスト」と称されるのは彼らのことであり、公私にわたる彼らの活動が点描される。

目次

序論 ルネサンス文化の時代的特徴
第1章 レトリックの伝統と社会
第2章 一四〇〇年代フィレンツェ史論
第3章 共和政的自由と書記官長
第4章 メチェナティズモと知識人
第5章 メディチ体制下の市民的ヒューマニストと新文化

著者紹介

根占献一[ネジメケンイチ]
1949年熊本県に生まる。早稲田大学第一文学部入学、西洋史学科卒業。1973年早稲田大学大学院文学研究科修士課程(史学)入学。1975年同博士課程に進む。博士(文学)。文部省、学習院女子短期大学教授を経て、学習院女子大学国際文化交流学部教授。この間、在フィレンツェの国立ルネサンス研究所で短・長期の在外研修を受く。主要著書に『ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成』(南窓社。第20回マルコ・ポーロ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)