目次
第1部 神学・キリスト教と諸宗教(なぜキリスト教か;宗教多元論と神の絶対性;キリスト教と諸宗教の神学;キリスト教の独自性と宗教協力の問題;「神の自己二重化」について;殉教の本質と初期キリスト教信仰;「輝ける悪徳」(splendida vitia)―その解釈をめぐって
真のレリギオについて
シュライエルマッハーの死生観
キリスト論的倫理学の視点
なぜプロテスタンティズムか)
第2部 聖書学(旧約聖書における聖戦思想の一側面;交わりにおける生;マルコにおける「キリスト教」の枠;ルカ福音書におけるアポフテグマ;「よきサマリア人」のたとえ;ヨハネ福音書とエピクテートス『語録』の文体比較再考;一世紀のユダヤ人共同体とキリスト教徒;パウロの回心;「彼女を男性にするために」;ケリュグマとレトリック)
第3部 宗教哲学・宗教学(深き淵より;アンセルムスの美の神学について;マイスター・エックハルトの説教における言葉の問題;ヘーゲルのキリスト論;否定の精神と超越への予感;現実の世界と真実在の世界;旅人の形而上学序説;聖霊降臨祭の習俗;エチオピア・タナ湖の修道院;合理的思惟と宗教)
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