論理学の形而上学的な始元諸根拠―ライプニッツから出発して〈第2部門〉講義

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  • サイズ A5判/ページ数 340,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423196373
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

本書は、1928年マールブルク/ラーン大学夏学期講義。第24巻『現象学の根本諸概念』と並んで、ハイデッガー研究者の間で近年とみに重要視されているものの一つである。本講義は、助手時代から晩年に至るまで、じつに60年余にわたり繰り返し試みられたライプニッツとの対決の中でも最も際立ったものの一つである。Metaphysische Anfangsruende der Logik im Ausgang van Leibniz.

目次

第1主要部 ライプニッツの判断論を形而上学的な根本諸問題へ向けて解体すること
第2主要部 論理学の根本問題としての根拠律の形而上学(問題の次元の露開;基礎有論の理念と機能を特徴づけること;根拠の問題)

著者等紹介

酒井潔[サカイキヨシ]
1950年京都市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(京都大学)。京都女子大学講師、岡山大学文学部助教授を経て、現在、学習院大学文学部哲学科教授

クルンカー,ヴィル[クルンカー,ヴィル][Klunker,Will]
1923年生まれ。ミュンヘン、フライズィング、インスブルック大学で哲学、神学、医学、文献学を学ぶ。医学博士。医師兼哲学講師として活動。専門領域は類似療法、現有分析医学等。ドイツ、スイスの医学雑誌、及び類似療法の国際雑誌に論文多数
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