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形而上学の根本諸概念―世界‐有限性‐孤独

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  • サイズ A5判/ページ数 612,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423196274
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

世界―有限性―孤独 フライブルク大学講義1929/30年冬学期。『有と時』第12節で示唆した退屈について徹底的に考察する。

目次

予備考察 この講義題目のいわゆる一般的説明から始めてこの講義の使命とその根本姿勢とを述べる(哲学(形而上学)の本質を規定するためのいくつかの回り道と形而上学を直視することの不可避性と
哲学(形而上学)の本質における両義性
世界、有限性、単独化についてすべてを含み込むという仕方で問うことを形而上学と呼ぶことの妥当性の理由づけ。「形而上学」という語の起源と歴史)
第1部 われわれの哲学することの一つの根本気分の呼び覚まし(一つの根本気分の呼び覚ましという課題と、われわれの今日の現有の一つの覆蔵された根本気分の暗示;退屈の第一形式=或るものによって退屈させられる;退屈の第二形式=或るものに際して退屈すること、と、それに帰属している暇つぶしの気晴らし ほか)
第2部 深い退屈という根本気分から展開されるべき形而上学的な問いを実際に問う。世界とは何であるか?という問い(深い退屈という根本気分から展開されるべき形而上学的な問い;世界への問いとともに、形而上学的に問うことが始まる。探究の道とそれの諸困難;比較考察の開始 ほか)