内容説明
著者の思索の核心が形成される三十代から四十代にかけての諸論考を中心に、十六編を厳選してなった待望の論集。
目次
ホドスとメトドス―哲学の道について
ヘラス・フマニタス・自我―ギリシアのヒューマニズムをめぐる考察
肉体―自己認識の問題点
身体論素描―身体性のAnalytik
外・内・外と内を越えるもの
何がよいか
「何かのため」と「誰かのために」―目的の構造
プラトンの神学―晩年の哲学体系
書かれた言葉と書かれぬ言葉―プラトン『パイドロス』274c‐278bの解釈
アリストテレスの矛盾律について〔ほか〕



