出版社内容情報
【解説】
復興の過程で神戸・阪神間の人々の気持ちがどのように動き,どんな行動に結びついていくのかを記録したもの。取材を終えた記者たちの赤裸々な手記を第2部として掲載。
【目次】
Ⅰ
復興 春
行政責任 /住民参加 /ボランティア/ 商店街人
文化遺産/ 領事館
復興 夏
企業防衛 /華僑精神/ 市議会議員 /ホール再建
仮設住宅 /ガレキ展 /帰還/ “神戸っ子”
建築現場 /競馬場 /宗教者/ 避難所 /留学生
復興 秋
発想転換 /暮らし方 /劇団再建 /神戸ブランド
ラジオ報道
□記者座談会□
自警団・その後/ 神戸発 /有馬温泉/ 国際化
転機 /高齢者失業
復興 冬
市民球団 /こだわり /文化支援 /酒どころ
地域
内容説明
日経新聞夕刊の連載「三百万人の軌跡・阪神大震災」に大幅加筆し、一年余の取材を通じて記者たちは何を感じ、何に悩んだか、伝える側の「震災」を新たに書き下ろす。
目次
復興 春(行政責任―やっても先が見えない;住民参加―何をどう頑張ればいいのか;ボランティア―何もかも手探りだった ほか)
復興 夏(企業防衛―いつまで地元でモノが作れるか;華僑精神―おやじに負けてたまるか;市会議員―「人が」優しいまちがベース ほか)
復興 秋(発想転換―市民のエネルギーが足りない;暮らし方―当たり前は当たり前ではない;劇団再建―だれの何のための演劇か ほか)
復興 冬(市民球団―ようやく定着できた気がする;こだわり―時代の色に染まりたくない;文化支援―エネルギーは途絶えていない ほか)
ガレキの隙間から「日本」が見える
私たちのいるべき位置はどこなのか
震災報道と関わって
自分には何ができるのか
震災は何を変えたのか
清酒と線香―地場産業にみる震災の後遺症
スケッチを終えて