出版社内容情報
独特の言い回しがあり、理解しにくい将棋用語を、図面付きで解説。指す人も指さない人も、将棋がよりおもしろくなる一冊。いまや大変な将棋ブーム。将棋はしないで見るだけのファンも増え、解説会などは大人気だ。しかし将棋用語を知らない「観る将」も多い。「悪手」「田楽刺し」などは文字からあるていど想像がついても、「さばく」「詰めろ」などは解説を聞いても、いまひとつ理解しにくい。
本書は、こうした用語を図面付きでわかりやすく解説した。読めば将棋を指す人も指さない人も、将棋がおもしろくなることうけあい。
相居飛車(あいいびしゃ)
相掛かり(あいがかり)
合駒(あいごま)
挨拶(あいさつ)
相振り飛車(あいふりびしゃ)
開き王手(あきおうて)
悪形(あくけい)
悪手(あくしゅ)
遊び駒(あそびごま)
頭金(あたまきん)
厚み(あつみ)
当たり(あたり)
穴熊(あなぐま)
暴れる(あばれる)
綾(あや)
謝る(あやまる)
合わせ歩(あわせふ)
行き所のない駒(いきどころのないこま)
居玉(いぎょく)
石田流(いしだりゅう)
いじめる(いじめる)
痛い(いたい)
一段金(いちだんきん)
一局(いっきょく)
一手(いって)
一手争い(いってあらそい)
一手勝ち(いってがち)
一手すき(いってすき)
移動合い(いどうあい)
居飛車(いびしゃ)
意表をつく手(いひょうをつくて)
芋筋(いもすじ)
嫌み(いやみ)
隠居(いんきょ)
浮き駒(うきごま)
浮き飛車(うきびしゃ)
浮く(うく)
受け(うけ)
受け将棋(うけしょうぎ)
受け潰し(うけつぶし)
受けなし(うけなし)
打ち換え(うちかえ)
打ちこみ(うちこみ)
打ち歩詰め(うちふづめ)
埋める(うめる)
うるさい(うるさい)
上手(うわて)
追い詰め(おいづめ)
追う(おう)
恩返し(おんがえし)
角換り(かくがわり)
囲い(かこい)
形作り(かたちづくり)
固める(かためる)
勝ち筋(かちすじ)
勝手読み(かってよみ)
壁(かべ)
空成り(からなり)
かわす(かわす)
雁木(がんぎ)
緩手(かんしゅ)
感想戦(かんそうせん)
利かし(きかし)
利き(きき)
奇手・鬼手(きしゅ)
棋戦(きせん)
棋風(きふう)
決め手(きめて)
逆王手(ぎゃくおうて)
逆形(ぎゃくけい)
逆先(ぎゃくせん)
急戦(きゅうせん)
挟撃(きょうげき)
強手(きょうしゅ)
切る(きる)
切れ筋(きれすじ)
銀冠(ぎんかんむり)
禁じ手(きんじて)
銀挟み(ぎんばさみ)
金無双(きんむそう)
空中戦法(くうちゅうせんぽう)
繰り替え(くりかえ)
位(くらい)
形勢判断(けいせいはんだん)
好手(こうしゅ)
ゴキゲン中飛車(ごきげんなかびしゃ)
腰掛け銀(こしかけぎん)
小鬢(こびん)
駒落ち(こまおち)
駒損(こまぞん)
催促(さいそく)
指させる(ささせる)
指し掛け(さしかけ)
指せる(させる)
捌く(さばく)
三間飛車(さんげんびしゃ)
仕掛け(しかけ)
持久戦(じきゅうせん)
四間飛車(しけんびしゃ)
持将棋(じしょうぎ)
下手(したて)
質駒(しちごま)
凌ぐ(しのぐ)
縛り(しばり)
十字飛車(じゅうじびしゃ)
終盤(しゅうばん)
勝因(しょういん)
勝勢(しょうせい)
定跡(じょうせき)
焦点(しょうてん)
勝負手(しょうぶて)
序盤(じょばん)
尻金(しりきん)
指了図(しりょうず)
新手(しんて)
隙(すき)
筋(すじ)
筋違い角(すじちがいかく)
筋悪(すじわる)
雀刺し(すずめざし)
捨て駒(すてごま)
素抜き(すぬき)
ゼ(ぜ)
清算(せいさん)
絶対手(ぜったいしゅ)
絶妙手(ぜつみょうしゅ)
攻め合い(せめあい)
千日手・連続王手(せんにちて・れんぞくおうて)
俗手(ぞくしゅ)
即詰み(そくづみ)
底歩(そこふ)
袖飛車(そでびしゃ)
大局観(たいきょくかん)
叩き(たたき)
立会人(たちあいにん)
垂れ歩(たれふ)
地下鉄飛車(ちかてつびしゃ)
力将棋(ちからしょうぎ)
中合い(ちゅうあい)
中段玉(ちゅうだんぎょく)
中盤(ちゅうばん)
継ぎ桂(つぎけい)
突き越し(つきこし)
突き捨て(つきすて)
突き違い(つきちがい)
次の一手(つぎのいって)
継ぎ歩(つぎふ)
詰み(つみ)
詰み形(つみがたち)
詰将棋(つめしょうぎ)
手合(てあい)
手順(てじゅん)
手損(てぞん)
手番(てばん)
手待ち(てまち)
田楽刺し(でんがくざし)
天王山(てんのうざん)
投了(とうりょう)
遠見の角(とおみのかく)
咎める(とがめる)
と金(ときん)
頓死(とんし)
中住居(なかずまい)
中飛車(なかびしゃ)
不成(ならず)
並べ詰め(ならべづめ)
成る(なる)
成り捨て(なりすて)
二歩(にふ)
二枚換え(にまいがえ)
二枚銀(にまいぎん)
入玉(にゅうぎょく)
覗く(のぞく)
端玉(はしぎょく)
弾く(はじく)
跳ね違い(はねちがい)
腹(はら)
控えの桂(ひかえのけい)
控えの歩(ひかえのふ)
引き角(ひきかく)
必至(ひっし)
封じ手(ふうじて)
歩越し銀(ふごしぎん)
藤井システム(ふじいしすてむ)
舟囲い(ふながこい)
振り駒(ふりごま)
振り飛車(ふりびしゃ)
棒金(ぼうきん)
棒銀(ぼうぎん)
間合い(まあい)
紛れ(まぎれ)
待ち駒(まちごま)
右玉(みぎぎょく)
右四間飛車(みぎしけんびしゃ)
美濃囲い(みのがこい)
妙手(みょうしゅ)
向かい飛車(むかいびしゃ)
無駄合い(むだあい)
無理筋(むりすじ)
持ち駒(もちごま)
持ち時間(もちじかん)
模様(もよう)
矢倉囲い(やぐらがこい)
横利き(よこぎき)
横歩取り(よこふどり)
寄せ(よせ)
読み(よみ)
寄り形(よりがたち)
両王手(りょうおうて)
両取り(りょうどり)
連打(れんだ)
割り打ち(わりうち)
青野 照市[アオノ テルイチ]
著・文・その他
内容説明
本書は辞書として使うだけでなく、例題をじっくり読んで将棋を理解する本。読み終わったとき、棋力は一段上がっているはずだ。
目次
相居飛車(あいびしゃ)
相掛かり(あいがかり)
合駒(あいごま)
挨拶(あいさつ)
相振り飛車(あいふりびしゃ)
開き王手(あきおうて)
悪形(あくけい)
悪手(あくしゅ)
遊び駒(あそびごま)
頭金(あたまきん)〔ほか〕
著者等紹介
青野照市[アオノテルイチ]
昭和28年静岡県焼津市に生まれる。43年4級で故・廣津久雄九段の門下に入る。49年四段、第5期「新人王戦」で優勝。51年五段。53年第5期「名棋戦」で優勝。54年六段、第10期「新人王戦」で優勝。55年七段。57年第1回「全日本プロ将棋トーナメント」と第32回「NHK杯戦」で準優勝。58年八段、A級入り。平成6年九段。10年第21回「升田幸三賞」受賞。12年第8回「達人戦」で優勝。将棋栄誉賞(600勝)受賞。15年第11回「達人戦」で優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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