出版社内容情報
「Qアノン」、新型コロナ生物兵器説、自然食、イルミナティ、そして爬虫類系宇宙人による人類の支配。
政治的影響力を持つまでに至った陰謀論と、その背景にあるとされるスピリチュアルな世界観。
この2つをともに論じることを可能にする注目の視座「コンスピリチュアリティ」を日本で初めて紹介した論集。
気鋭のライターから西洋オカルティズム研究の大家まで、多彩な執筆陣が明らかにする陰謀論+スピリチュアリズムの最前線。
内容説明
ネットで、現実政治で、欧米で、陰謀論とスピリチュアルはどのように接近しているか?5本の論考と対談から考える。コンスピリチュアリティに関する日本初の論考集。
目次
コンスピリチュアリティとは何か
神真都Qと陰謀論団体とコンスピリチュアリティ
コロナ禍とコンスピリチュアリティ―コロナ死生観調査から
宗教と陰謀のブリコラージュ
フランスとアングロサクソンのコンスピリチュアリティはどう異なるか
巻末対談 コンスピリチュアリティは「新しい」のか?―陰謀論の現在