アカデミア叢書<br> 現代美術の場としてのポーランド―カントルからの継承と変容

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アカデミア叢書
現代美術の場としてのポーランド―カントルからの継承と変容

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422701189
  • NDC分類 702.34
  • Cコード C3071

出版社内容情報

ポーランドは度重なる戦いや三国分割、東西冷戦など、厳しく複雑な歴史を歩んできた。その間、ポーランド性を保つために芸術は大きな役割を果たす。本書では、こうしたポーランド美術、とりわけ前衛美術の継承と発展について、20世紀後半の芸術運動において大きな影響を与えたタデウシュ・カントルを起点としながら読み解き、日本の現代美術との比較を試みる。巻末には年表資料とクリコテカの常設展示解説のうち、「タデウシュ・カントル エピソード1」の日本語訳も掲載。

内容説明

寂しさをたたえた詩情、ユーモアを含んだ批判的精神。厳しい歴史のなかで大きな役割を担ってきたポーランドの芸術。カントルを起点としながらその継承と発展を読み解き、日本の現代美術との比較も試みる。

目次

序章 前衛の胎動と発展―ポーランドと日本
第1章 ポーランドの美術・デザインの教育史
第2章 タデウシュ・カントル―身体と記憶‐美術と演劇の相関関係
第3章 死の劇場―カントルを受け継ぐ
第4章 昼の家、夜の家
第5章 「コモン・アフェアーズ」―何がコモンなのか
第6章 儚い詩情―美学と批評の間‐「セレブレーション」展
付録

著者等紹介

加須屋明子[カスヤアキコ]
1963年生まれ。1989年から1991年ポーランドのヤギェロン大学哲学研究所美学研究室留学、1991年京都大学大学院哲学研究科博士後期課程修了。国立国際美術館学芸課勤務を経て、京都市立芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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