親子で学ぶ数学図鑑

ヴォーダマン，キャロル【著】〈Ｖｏｒｄｅｒｍａｎ，Ｃａｒｏｌ〉/渡辺 滋人【訳】

創元社（2012/04発売）

• サイズ A4判／ページ数 256p／高さ 25cm
• 商品コード 9784422414119
• NDC分類 410
• Cコード C0041

出版社内容情報

算数や数学で苦労している小中学生の子供と親がいっしょに学べるオールカラーのビジュアル系入門書。たし算ひき算から確率や数列まで、学年のくくりにとらわれず幅広い基礎概念をこの本１冊で学ぶことができるほか、カラフルな図を多数掲載しており、直観的に数学の考え方を把握することができる。著者はイギリスの科学番組司会者で、オンライン数学教室を運営する。わかりやすさと使いやすさを兼ね備えた自習用にも最適な１冊。

1 数
2 幾何（図形）
3 三角法
4 代数
5 統計
6 確率


いつの間にか、夢中になれる！

小中学生の子供と親がいっしょに学べるオールカラーのビジュアル系入門書。
足し算・引き算から確率や数列まで、カラフルな図で幅広い基礎概念を学べます。
算数や数学で苦労している小中学生、かつて数学嫌いだった親御さんにオススメ！
「わかりやすさ」と「使いやすさ」を兼ね備えた自習用にも最適な一冊。

「子どもに『なるほど』を教えよう。」

一つの項目について見開き単位で、重要なポイントをわかりやすく解説。小学算数から中学数学全般、高校単元の一部までカバーしています。

関連する項目ページを示したミニ索引付きで、テーマを理解するのに必要な知識を補いながら学習することができます。

カラフルなイラストや図版を使いながら、基本となる概念を工夫に富んだアプローチで詳説します。

目次
1.数
数って何？/たし算/ひき算/かけ算/わり算/素数/計量の単位/正負の数/累乗とルート/数の表し方/少数/分数/比と比列/百分率/分数・小数・パーセント変換/計算のくふう/概数/電卓を使う/個人の収支/ビジネスの収支/

2.幾何（図形）
幾何って何？/幾何で使う道具/角/直線/対称/座標/ベクトル/平行移動/回転移動/対称移動/拡大/縮尺/方位/作図/奇跡/三角形/三角形の作図/三角形の合同/三角形の面積/三角形の相似/ピタゴラスの定理/四角形/多角形/円/円周と直径/円の面積/円周角/弦と四角形/接線/弧/おうぎ形/立体/体積/表面積

3.三角法って何？/三角比/辺を求める/角を求める

4.代数
代数って何？/数列/文字式の計算/展開と共通因数/二次式/公式（等式変形）一次方程式/直線と式/連立方程式/二次方程式と因数分解/二次方程式と解の公式/二次関数のグラフ/不等式

5.統計
統計って何/資料の収集と整理/棒グラフ/円グラフ/折れ線グラフ/代表値/移動平均/分布の表わし方/ヒストグラム/相関図

6.確率
確率って何？/期待と現実/確率を組み合わせる/従属できごと/樹形図


著者：キャロル・ヴォーダマン
ケンブリッジ大学修士、工学専攻。英国の科学番組「トゥモロウズ・ワールド」の司会者。キャメロン首相の数学教育に関するアドヴァイザー。オンライン数学スクールwww.themathsfactor.comを開設し、子供や親たちに算数の教育普及活動をしている。

訳者：渡辺滋人（わたなべ・しげと）
京都大学文学部卒。学習塾で小・中・高校生に英語・数学などを長年にわたって指導。共訳書にアラン「宗教論」

内容説明

算数・数学で苦労しているお子さん、ご両親に。学年のくくりにとらわれず、幅広い基礎がこの本一冊で学べます。

目次

１　数
２　幾何（図形）
３　三角法
４　代数
５　統計
６　確率

著者等紹介

ヴォーダマン，キャロル［ヴォーダマン，キャロル］［Ｖｏｒｄｅｒｍａｎ，Ｃａｒｏｌ］
ケンブリッジ大学修士、工学専攻。英国の科学番組「トゥモロウズ・ワールド」の司会者。キャメロン首相の数学教育に関するアドヴァイザー。オンライン数学スクールを開設し、子供や親たちに、算数の教育普及活動をしている

渡辺滋人［ワタナベシゲト］
京都大学文学部卒。学習塾で小・中・高校生に英語・数学などを長年にわたって指導（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[KAZOO]

中学くらいまでの算数・数学をビジュアルにしかもカラフルに説明してくれています。親子で学ぶというように親が見直してもかなり理解しなおすということでいいと感じました。徳の素数などの説明の仕方はわかりやすく説明の仕方が参考になります。このシリーズでは数学以外にもあるらしいので読んでみようと思っています。

2019/07/29

[momogaga]

積ん読解消。2012年購入。カラフルな図や表で分かりやすい。算数の「幾何」の項目からずっと落ちこぼれだったことを思い出しました。この図鑑でリベンジしていきます(^0^)。

2020/02/29

[まつど@理工]

値段が高い(2800円＋税)。オールカラー。図版は大きい。扱われている題材は中学~高校までの｢初歩｣。そのためこの本だけでは内容に連関を見いだしにくいと思われる。本格的に数学を学ぶわけではない人々にとっては、子供に教えるレベルまでの学力を身に付けることで学問に対して理解ある態度がとれることが大切だと思う。具体的には『中・高一貫の数学』という中学生向けの参考書2冊を3回以上繰り返して暗算で解けそうな問題は暗算で解けるようにする。これを最低限の目標に高校なり大学の間に勉強をつんでおくのがお勧めです。

2014/06/12

[壱萬弐仟縁]

僕には子どもが居ないけど、 随分子供には勉強を教えてきたので、 親なら欲しい本である。 本書は、算数・数学で苦労している子ども を持つ親の参考書ということだ（５頁）。 とりわけ、割り算のひっ算は説明が わかりやすいであろう（２４頁～）。 高校生の数Ⅰでも役立つものがあるので、 苦手な人にも、 大人でも、オールカラー図解が丁寧で、 理解重視の親切な本。

2014/04/21

[魔魔男爵]

人間の頭の中にしか存在しない数学世界を、ビジュアルに図鑑として図説する天才的発想の本。2P見開きカラーで立体的に数学の概念が具象化され見てるだけで楽しい。リアルに役立つ数学コラムは大人にも参考になる。 基本的に算数ネタだが、一部高校教科書ネタにまで踏み込んでます。 私が一番唸ったのはnの0乗が1になる理由です。 数列的解釈で、 10の3乗=1000、10の2乗=100、10の1乗=10、10の0乗=1、10の-1乗=0.1、10の-2乗=0.01 と説明するのではなくて見事な計算で証明してます。

2012/11/16