出版社内容情報
知ると楽しくなる体のひみつ!
“見える”ってどういうことなんだろう?
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目の世界へようこそ。
あなたの目、疲れていませんか? 大丈夫?
スマホを見たり、ゲームをしたり、テレビを見たり…
「ちょっと休ませてくれよ~」と、
目の声がどこからか聞こえてきそうですね。
ひと昔前に比べ、今は目のやくわりがとても増えています。
そんな大切な目のことをあなたはどれだけ知っていますか?
「あれ? あんまりよく知らないな」
「もっとよく知りたいな」
と思ったあなたは、すばらしい!
「目のひみつ」の第一歩を踏み出しています!
“見える”ってどういうことなんだろう?
動物の目は人と同じように見えているのかな?
目の錯覚が起こるのはなぜだろう?
目がいい人と悪い人の目はどこが違うんだろう?
うれしくても、悲しくても涙が出るのはなんでかな?
目薬をさすと苦い味がするのはなぜだろう?
「目」にまつわる素朴な疑問が次々とわいてきます。
人は、見る、聞く、触れる、嗅ぐ、味わう、といった
五感によって、さまざまな情報を集めています。
そのなかで驚くべきは、目から入る情報量の多さです。
人は、情報の約80%を視覚から得ているといわれています。
目がいかに大切な役割をまかされているか、わかりますね。
「目」にどんな働きがあって、どんな特徴があるのか、
また、昔の人は「目」の存在をどんな風にとらえていたのか、
探ると面白い「目のひみつ」がいろいろ見えてきます。
本書は鮮やかなイラストや写真を用いながら、
目のしくみや目の進化、動物の目の不思議について、
人体、動物学、歴史、社会、心理など、
関連するさまざまなトピックで簡明に解説していきます。
7~9歳以上のかた向けですが、
中高生や大人でも十分に発見のある、
知識本的内容になっています。
内容説明
目の世界へようこそ。私たちは、いつも目を使っています。本を読んだり、スマホを見たり、ゲームをしたり…。目はとっても働き者。そんな目のこと、どれくらい知っていますか?“見える”ってどういうことだろう?動物の目は人間と同じように見えているのかな?目の錯覚が起こるのはなぜだろう?素朴な疑問がわいてきたら、目の“ひみつ”を見つける探検のはじまりです!
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年東京生まれ。東京水産大学(現 東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現 文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、環境庁(現 環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。上野動物園で動物解説員を勤める
さいとうあずみ[サイトウアズミ]
雑誌、書籍の編集プロダクションにて編集者として勤務したのち、2007年よりイラストレーターとして活動。書籍・雑誌・学校図書のほか、広告、店舗ロゴ、ミュージアムの展示イラストなど、幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。