内容説明
生菜少食は「いのち」の綱。厳しくまた規則正しく行う運動(西式六大法則ほか)と食事(生菜少食)によって、自らの自然治癒力を高め、難病や生活習慣病を克服する甲田療法。その要点と感動の体験記を公開。
目次
前篇 甲田式生菜少食療法(過食・飽食で病人続出の日本;宿便が万病のもと;宿便排泄の妙法、生菜少食療法C(リンゴ断食)
生菜少食療法Cで宿便を解消 ほか)
後篇 生菜少食療法体験記(生菜少食でアトピー性皮膚炎を克服;原田氏病の克服―生菜少食に光を与えられ;生菜少食で、腎炎も治る;C型肝炎のおかげで甲田療法に導かれて ほか)
著者等紹介
甲田光雄[コウダミツオ]
1924年東大阪市に生まれる。大阪大学医学部卒。現在、大阪大学非常勤講師、日本綜合医学会会長、医学博士。中学・陸軍士官学校以来病弱のため、しばしば休学をくり返す。その間現代医学の治療を受けながら回復せずこれに絶望を感じ、以来西式健康法、断食療治、生菜食健康法など自然医学の研究に向かう。その後、桜沢式食養など各種の民間健康法を自ら実践研究し、これらを応用するユニークな健康指導医として開業。もっぱら現代医学では難治とされる種々の疾患に挑戦して多くの治験例を挙げている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirouch
4
それぞれの病気の症状に合う献立紹介や、患者の実際の治療経過、患者自身の言葉による体験談、などで構成されています。個人的に、生菜少食がガスをあまり使わない省エネの献立で構成されていること、家畜などの環境負荷の高い食材を使わないこと、文字通り量をほとんどとらないことから、人類の爆発的増加による食糧危機を救う可能性がある、という「夢」には賛成です。しかし、なぜ少食が身体に良いのかの件になると、すぐに神のご慈愛、的な信仰迷信的な方向にいってしまうのが残念でした。2015/04/26
ジュリ
1
リューマチやガンなど、私よりもつらい症状の人もいるのだからがんばらなくちゃ!体験談は励みになります。2016/01/06