出版社内容情報
【解説】
藤田式息心調和法は東洋の叡知の伝統を活現した極めて秀れた呼吸法。創始者の遺弟の著者が,医学的検討を加え,新たに世に問う。
感想・レビュー
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ミッキー・ダック
10
1971年初版。著者は医師で調和道協会の会長だった方。調和道丹田呼吸法は、明治末期に真言宗の僧侶が白隠禅師に学び開発した呼吸法だが、著者はこれに現代医学の光を当てた。丹田呼吸とは、下腹部に力が入った呼吸だが、腹圧が高められるので静脈血の流れを促し血液循環が活発になり、現代病(自律神経失調症やストレス等)や生活習慣病(癌・脳卒中・心臓等)の治病対策、健康法に最適だという。効果のほどは、実行する人のみが体験できるとしており、実証されてはいないのだが、100年超の歴史は侮れまい。気長に実習してみるしかない。 2014/06/20
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