出版社内容情報
物理学、生物学、化学、解剖学……
日常生活のあらゆるところに、そのしくみとはたらきが隠れているにもかかわらず、学校の授業で学ぶのは苦痛でたまらなかった、という人いませんか?
あるいは、今まさに勉強しなければいけないけれど、ちっともわからない、やる気が起きない……という学生さんもいるかもしれません。
「科学のキホン」は、これらのいわゆる理系教科に苦手意識をもつ人のために、各分野の「キホン」を手描き風のイラストと簡潔な解説でサポートする、画期的な入門書シリーズです(全4巻)。
第3巻の化学では、原子や電子、中性子などといった微粒子の構造やその間にはたらく力、元素周期表の意味から、物質の状態変化や化学反応のしくみ、電気や熱にかかわる化学などを、豊富なイラストをもとに解説します。
本書で化学の考え方や要点、用語の意味をつかめば、学習モチベーションを向上させるとともに、物理学や生物学など他の科学分野への理解感心も高まるでしょう。
化学は、目に見えない小さな粒子の世界の話が多く、容易にイメージしにくい面もありますが、身の回りのざまざまな場面でも、あなたの体の中でも、つねに化学がはたらいています。学べば学ぶほど、日常風景の見え方が変わっていくような感覚が得られるかもしれません。
本書で「キホン」をおさえて、化学の世界への第一歩を踏み出しましょう!
内容説明
理系教科の「キホン」をおさえ、学習をサポートする入門シリーズ第3弾。日常生活のあらゆる場面に、化学はかくれている!理科は苦手…勉強なんかしたって意味ないというあなたにこそ開いてほしい、ふしぎと興奮がつまった科学の扉。化学に触れれば、見慣れた風景がきっと違って見えてくる。
目次
1 物質の世界と化学
2 原子とその構造
3 原子核の化学
4 原子の中の電子
5 元素の周期表
6 化学結合
7 分子の構造
8 化学反応と化学量論
9 溶液の化学
10 気体の化学
11 化学平衡
12 酸と塩基
13 熱力学
14 電気化学
著者等紹介
セゼル,アリ・O.[セゼル,アリO.] [Sezer,Ali O.]
トルコ出身。ペンシルベニア州立大学にて化学・生物学の博士号を取得。ネブラスカ大学リンカーン校にて材料工学を学ぶ。専門は一般化学、物理化学、高分子化学
東辻千枝子[トウツジチエコ]
お茶の水女子大学大学院修士課程、岡山理科大学大学院博士課程修了、博士(理学)。専門は物性物理学。東京大学海洋研究所、岡山大学大学院自然科学研究科、工学院大学学習支援センター勤務を経て、現在は理系分野の翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。