出版社内容情報
ピューリッツァー賞、TED賞を受賞した生物学の大家が説く、科学の世界で成功するための鍵となる、20通の魂のメッセージ。
二度のピューリッツァー賞を受賞し、世界屈指の生物学者として知られる著者が、60年におよぶハーバード大学での教職生活から得た「科学の世界で成功するために知っておくべきこと」を記した20通の熱いメッセージ。生物学を志すに至った自伝的エピソードから研究分野の選び方や指導者との出会い、科学の不思議を愛することの大切さを懇切丁寧に説く。数学能力やIQの高さではない、幼い頃からの情熱こそが科学者への道を開く。
プロローグ きみは正しい選択をした
一通目 まずは情熱、それから勉強
二通目 数学
三通名 進むべき道
四通目 科学とは何か?
五通目 独創的なプロセス
六通目 科学者に求められるもの
七通目 成功するために
八通目 私は変わっていない
九通目 科学的思考の原型
十通目 宇宙の探検者としての科学者
十一通目 よき先輩を得て、科学者として一歩踏み出す
十二通目 生物学における聖杯
十三通目 大胆さ
十四通目 自分のテーマを知りつくす
十五通目 普遍的知識としての科学
十六通目 地球上で新世界を探す
十七通目 理論の構築
十八通目 大規模な生物理論
十九通目 現実世界における理論
二十通目 科学の倫理
内容説明
昆虫学の大家、「社会生物学」の提唱者として知られ「生物多様性」の概念を世界に広めた生物学界の巨人が自らの半生やハーバード大学での教鞭生活を振り返りながら科学の世界で生き抜いていくための要諦を説いた二十通の熱い魂のメッセージ。
目次
1 進むべき道(まずは情熱、それから勉強;数学;進むべき道)
2 創造的プロセス(科学とは何か?;独創的なプロセス;科学者に求められるもの;成功するために;私は変わっていない;科学的思考の原型;宇宙の探検者としての科学者)
3 科学者としての人生(指導者との出会い、学究生活の始まり;野外生物学の聖杯;大胆さのすすめ;自分のテーマを完全に知る)
4 理論と全体像(普遍的知識としての科学;地球上で新たな世界を探す;理論を組み立てる;規模の大きな生物理論;現実世界における理論)
5 真実と倫理(科学の倫理)
著者等紹介
ウィルソン,エドワード・O.[ウィルソン,エドワードO.] [Wilson,Edward O.]
世界屈指の生物学者のひとり。科学の2分野「島嶼生物地理学」「社会生物学」および3つの概念「バイオフィリア(生物に対する愛情の意)」「生物多様性」「コンシリエンス(自然科学と人文科学の統合の意)」を創り上げ、地球上の生物多様性の研究において大きな貢献をしている。2度のピューリッツァー賞をはじめ、アメリカ国家科学賞、クラフォード賞(生態学分野。スウェーデン王立科学アカデミーが授与する賞でノーベル賞に相当)、日本の国際生物学賞、イタリアのノニーノ賞など、受賞歴は100を超える。ハーバード大学名誉教授
北川玲[キタガワレイ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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