出版社内容情報
最先端の光学系技術者・サイエンスライターとして知られる著者が、科学やテクノロジーの歴史を紐解きながら「発明」や「ひらめき」の瞬間に関する数多くのエピソードを紹介したフルカラーのビジュアル科学書。ニュートンやパスツールといった有名な学者だけではなく、電子レンジの発明やプラスチックの開発、DNA構造の解明にまつわるドラマなど、偶然が生み出した多くの天才たちにも光を当てる。写真やイラストを多数掲載。
著者紹介
リチャード・ゴーガン
光学系エンジニアとして海底音響センサー網、極紫外光学、軌道望遠鏡など、さまざまな先端技術の開発に携わったのち、高い専門性を備えた科学者やエンジニアを集めてマウンテン光学システム・テクノロジー社を設立。また、科学系ライターとして、最新のX線画像技術や反物質の原子の形成、リモートセンシングの農業利用など100以上の記事を寄稿している。
北川玲
英米文学翻訳家。訳書に『離婚と子どものこころ』『暗殺の歴史』(創元社)など多数。
内容説明
インターネット(www)やダイナマイトなどの世界を変えた発明の多くは、偶然のひらめきから生まれている。科学やテクノロジーの進歩の歴史をひもといてみると、そこには信念の飛躍、思いがけないひらめきが一夜にしてわれわれの常識をくつがえしたエピソードがいくつも見つかる。そんなひらめきの瞬間が、紀元前の時代からわれわれの暮らしを形づくってきたのだ。本書が紹介するのは、万有引力の法則を発見したニュートンや、ワクチンを開発したパスツールといった有名な学者だけではない。電子レンジの発明やプラスチックの開発、DNA構造の解明にまつわるドラマなど、偶然が生みだした多くの天才科学者たちにも光を当てている。
目次
はじめに エウレカの瞬間
第1章 神話の時代:あやしいリンゴ
第2章 理性の時代:ミステリーの出現
第3章 20世紀前半:既成概念にとらわれない思考
第4章 20世紀後半以降:分野を超えたセレンディピティ
第5章 企業モデル:ビッグ・サイエンスにおけるチャンス
第6章 偶然を味方にする方法:「準備」と「欲求」
著者等紹介
ゴーガン,リチャード[ゴーガン,リチャード][Gaughan,Richard]
光学系エンジニアとして海底音響センサー網、極紫外光学、軌道望遠鏡など、さまざまな先端技術の開発に携わったのち、高い専門性を備えた科学者やエンジニアを集めてマウンテン光学システム・テクノロジー社を設立。また、科学系ライターとして、最新のX線画像技術や反物質の原子の形成、リモートセンシングの農業利用など100以上の記事を寄稿している
北川玲[キタガワレイ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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