内容説明
女性が一人の人間として生きる上でぶつかる問題を「女性問題」と定義することにした。そして特に、女性の側からの問い直しが顕著になっている分野を17の項目にまとめた。選書の基準は「女性の自立と解放」を基調にすえて書かれた本であること、理論書というよりむしろ、今を生きる女たちの生き方ガイドになるような本に重点をおいた。716冊の本を収録している。各項目毎にその分野の本の全体像と流れを付すようにした。
目次
1 若い女性たちへ
2 女と男、その関係
3 家族・家庭
4 主婦からの出発
5 親と子・子と親
6 暮しをつくる
7 働く女性
8 農村に生きる女たち
9 女性の自立と解放
10 男性の自立
11 熟年期の女性
12 性、からだ
13 社会の中で、女性は
14 平和を希う女たち
15 女性史
16 伝記
17 外国女性事情