出版社内容情報
災害では必ず「想定外」のことが起きる。ゆえに、防災には、災害現象への対処の方法だけでなく、児童、学生や市民にむけて教授していくための教材ツールなどを含む書籍、すなわち防災教育の一翼を担える考えるマニュアル本こそが必要なのだ。本書は、小・中・高校の教師が防災教育で参考にし、さらに行政の防災関係の職員が日常的に使用参照できる内容を備えた、従来にない教育重視の総合的防災マニュアルである。写真・図版多数。
内容説明
天災は、忘れぬうちにやってくる。理科教育の基本的な方法論を応用した“4段階教育”で、災害を乗り越える力を身につけよう。災害現場での判断力を養うために編んだ、初心者向け総合的学習テキスト。学校・自治体・企業、だれでも・どこでも・いつでも使えます!
目次
第1章 地震災害(地震は怖い!;地震の実験・体験・見学 ほか)
第2章 津波災害(津波は怖い!;津波の実験・体験・見学 ほか)
第3章 土砂災害(土砂は怖い!;土砂災害の実験・体験・見学 ほか)
第4章 火山災害(火山は怖い!;火山の実験・体験・見学 ほか)
第5章 風災害(台風・竜巻など)(竜巻は怖い!;台風や低気圧の風も怖い! ほか)
第6章 水害(水害は怖い!;水害の実験・体験・見学 ほか)
著者等紹介
柴山元彦[シバヤマモトヒコ]
自然環境研究オフィス代表、理学博士。特定非営利活動法人「地盤・地下水環境NET」理事。大阪市立大学、同志社大学非常勤講師。1945年大阪市生まれ。大阪市立大学大学院博士課程修了。38年間高校で地学を教え、大阪教育大学付属高等学校副校長も務める。定年後地学の普及のため「自然環境研究オフィス(NPO)」を開設。近年は、NHK文化センター、毎日文化センター、産経学園などで地学野外講座「天然石探し」「親子で化石探し」「名水めぐり」「地学散歩」などの地学関係の講座を開講
戟忠希[ホコタダキ]
株式会社HOKOネットワーク代表取締役社長、特定非営利活動法人「地盤・地下水環境NET」専務理事、一般社団法人知財経営ネットワーク理事。技術士(応用理学部門、総合技術監理部門)、APEC ENGINEER(Civil,Structual)、環境計量士、一級土木施工管理技士。1954年大阪府生まれ。大阪市立大学理学部卒。大手建設コンサルタント会社勤務の後、独立し現在に至る。近年は、科学技術の振興および環境保全活動の推進を図っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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